ハチ、シロアリ、ゴキブリ、ネズミなどの害虫・害獣(害鳥)駆除、ビルの衛生管理、感染症対策等、環境衛生に関わる事なら株式会社シマダにお任せ下さい。
株式会社シマダ
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建物管理業務』『ビルの衛生管理』『病院内の殺菌・滅菌

弊社では飲食店を中心とした繁華街の雑居ビルなどのビル管理を行っております。飲食店が立ち並ぶ繁華街にはネズミ・ゴキブリといったばい菌を撒き散らす害獣・害虫が多く生息しております。IPMに基づき害獣・害虫の発生源を調査し、あらゆる有効な手段を併用して、害獣・害虫の被害を無くす為に、建物の殺菌消毒など環境衛生の維持管理を行っております。

【飲食店で見られるネズミ】
ドブネズミ 主な生息場所 巣は屋外や床下に多く、時に厨房にも作る。
特徴 尾は体長より短い。体重は200g〜450g。毛色は背面が褐色、腹面が白色。耳は小さく、倒しても目まで届かない。
特性 垂直行動や綱渡りは得意ではないが、及びは上手。魚介類や肉を好む
クマネズミ 主な生息場所 巣は天井裏や壁の内側など屋内に多い。
特徴 尾は体長より長い。体重は100g〜200g。毛色は背面が褐色、腹面が淡い黄褐色か白色が多い。耳は大きく折り返すと目を覆おう。
特性 木登りなどの垂直行動や綱渡りが得意で、ビルの垂直の壁や電線を伝って屋内に侵入する。穀物や果物を好む。現在都心で増えている。

【ネズミと飲食店】
ネズミが発生している店内に入ると、生臭いような、一種独特の悪臭が店内に染み付いています。内部にいると気がつきませんが、外から入ってくると以外によくわかるものです。ネズミがいる不衛生な飲食店として客の口コミで信用を失ってからでは取り返しがつきません。しかも、飲食店として一番困るのは食中毒事件を発生させることです。一般住宅と異なり、問題が起きたときに影響が不特定多数に及び、その責任も強く求められます。飲食店では取り扱う食品の種類や量が多いのでそれだけ、ネズミの発生する要因も大きくなり近隣一体のネズミの生息数を高めることになってしまいます。また、数が増えればそれだけ下記のような被害が発生する率も同時に高まってしまいます。そうなる前にぜひ、一度ご相談ください。

【ネズミの被害】
1)食材への被害⇒仕入れた材料や食品が無駄になります。
2)配線への被害⇒断線等で冷蔵庫が機能しない。電気製品が使えなくなります。
3)調度品への被害⇒カウンター、戸棚、ドアに穴を開けられてしまいます。
4)ホースへの被害⇒ガス管からガス漏れ。火災の恐れがあります。

※かじられやすい場所:
出入口の角、戸棚や扉の縁、引き出しの奥、カウンターの角、壁や天井のパイプ周り
※かじられやすい器物:
ゴム管、ビニール管、コード・ケーブル、木部(特にベニヤで作られた薄い部分。

【環境整備の大切さ】
ネズミによる被害を防止する上で、作業場内外の衛生環境を整備することは対策上、もっとも重要なポイントです。その基本は、以下の三原則を守ることが基本となります。
1)食べ物を与えない。2)進入路をふさぐ。3)巣を作らせない。

【建物内外の環境整備】
以下に具体的に項目をあげて説明いたします。
1)建物の周囲を衛生的に保つために
・ゴミは放置しない/
・ゴミ容器はよく洗浄し、フタをする
・建物の周りをきれい

2)建物のネズミ進入防止対策
・外壁に穴や壊れたところがあればすぐに修復する。(1cm以上の穴やさけ目)
・建物の基礎の通気口は保つ
・冷暖房機等のコード導入口(壁穴)はふさぐ
・換気扇には網や自動開閉扉をつける
・戸や窓は開けたままにしない
・ネズミが巣を作りやすい場所を見逃さない
・下水口から入れないようにする
・シャッターは隙間のないよう閉める

【ネズミとサルモネラ菌】
ネズミは糞とともに食中毒菌であるサルモネラ菌を排泄することがあります。そのために、調理場や食品等がサルモネラ菌で汚染され、事故の原因となります。 具体的には、床、壁はもちろんのこと、まな板、包丁、布巾、作業台、食器具等、多くの場所や物が汚染されてしまいます。これらを汚染したサルモネラ菌がやがて食品に二次的に汚染し、食中毒を引き起こしてしまいます。

サルモネラ菌 特長 鶏、豚、牛、ネズミ等の動物の腸管や河川、下水等、自然界に広く分布しています。サルモネラ菌は低温や乾燥に対しては強いのですが、70℃、一分間の加熱で容易に死滅します。
潜伏期間 5時間〜72時間
症状 発熱(38度〜40度)、腹痛、下痢

【ネズミ退治の具体策】
殺鼠剤も使い方によって効果が違います。
1)殺鼠剤の選び方
効き方は遅く、時間は掛かりますが、安全性を重視する場合、蓄積毒 (クマリン系)を選びます。即効性を望む場合やドブネズミに対しては、急性毒も使用できます。急性毒は毒性が強く、食べる量が少なくても早く効きます。
急性毒の特徴⇒効果が早い、食べが悪い、毒性が強い。
蓄積毒の特徴⇒効果が遅い、よく食べる、使いやすい。

2)餌の置きかた
最初は無毒の餌をおいて安心させます。 数箇所設置して3日程、様子をみて一番食べる場所を特定します。 餌を毒餌に変えて下図のようにおき、食べる量が少なくなれば補充分も少なくし、食べなくなるまで続けます。



3)粘着シートの使い方
床全体に隙間なく配置します。ほこりや水は粘着力を著しく低下させるので十分注意してください。ネズミの足が濡れているとつかまりません。


4)ネズミの通路の塞ぎ方
防鼠工事とはネズミの侵入穴を塞ぐ方法です。誰にでもできる防鼠工事材料をご紹介いたします。防鼠工事をしてもネズミの侵入がとまらない場合は、他にネズミの侵入する穴があることも考えられますので、再度詳細に調査してください。時に、什器裏の壁など、埋め戻されていない穴が見つかることもありますし、什器裏などに営巣していることもあります。二重壁内はネズミの営巣場所になりやすく、また、天井に通じる穴や、隙間はネズミが侵入しやすいので必ず、塞ぎます。

1)パンチング板
穴のある金属板は加工しやすいので、あらゆ
る場所で使用します。 ブリキ板などを加工してもかまいません。
※注意点
ネズミの攻撃を受けやすいので、材料は多めに使用してください。 ネズミによって再度穴が開いた時はすぐに修理してください。 また、その材料が簡単に齧られてしまう場合は、齧られにくい金属に変えてください。



2)亀甲金網
広い開口部、細長い侵入穴、パイプ周り等複雑な侵入穴に使用します。 また、空気の流れが必要な換気扇やガラリの裏側にも使用します。

3)金属たわし
簡単な穴埋めに使用します。

4)パテ
電気周りなど、漏電の危険性の高いところに使用します。 特に配電盤内には天井から侵入しやすいので埋める必要があります。

【こんな話】
1)ある日、Aさんは喫茶店でコーヒーを飲みました。ゆったりとした気分で新聞を読み残っていたコーヒーを飲み終わったその時です。カップの底に黒い粒状のものを発見しました。 なんと、それはネズミの糞だったのです。 Aさんはとたんに気分が悪くなり、病院に運ばれ、胃洗浄をしてやっと落ち着きを取り戻しました。 もちろん、喫茶店側では多大な迷惑料を払う「はめ」になったことは言うまでもありません。

2)バブル最盛期の銀座のあるクラブでの話です。
客がネズミや害虫の研究者としったホステスが「ダニに刺されたらしいの、みてくださる?」とドレスの裾をまくり始めました。客が慌ててひきとめて話を聞くと、どうも店で刺されるようで痒くて仕方がないが、ママに訴えても聞いてもらえず、辞めようかと思っているとの事でした。それを聞いた客の中のネズミ駆除の専門家が改めて店内を一瞥すると、それと分かるネズミの足跡や糞が認められました。「まず、ネズミの駆除をママにお願いしなさい。」 とのアドバイスで話は終わったのですが、しばらくして、席に加わったママの話題はパリで購入したという高価な宝石の話ばかり。客にとってもホステスにとってもなんとも割り切れない一夜となりました。もちろんその後、その夜の客は誰一人、そのクラブに足を向けなかったことは言うまでもありません。


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